March 18, 2008

Winter Term 08'



Winter Term終了。
毎回言ってるような気もするけど、今学期、異様に早かった〜
それでもって、とっても有意義だった!

Capstoneっていううちの大学独自のプログラムがある。
クラスルームを出てコミュニティーと関わりながら経験を通して勉強しましょう、
みたいなコンセプト。
このCapstoneの数あるコースの中からわたしはCommunity Studiesを選択。
そのクラスが本当によかった。

本来そうあるべきではないものの、
毎回取るクラスすべて“こなす”感じになってしまう。
でもこのクラスは本当に“学んでる”って実感したクラス。

内容もおもしろくて、クラスの大きさもこじんまりとしてて、
コーヒーにクリームを溶かすようなしゃべり方をする、和み系のちょいとヒッピーな先生。

生徒主体で進むそのクラスの8割はグループプロジェクト。
うちのグループはFood For Thoughtっていう、
PSUの生徒が経営してるオンキャンパスのカフェをより充実させようってことで、
新しいTo goのメニューを考えたり、掲示板の内容を一掃したり、
あとはカフェの一部に学生の食生活向上の為、
小さな生鮮系も扱うコンビニについて話したりした。(これはまだ企画段階)

グループメンバーは合計4人、Sage、Tino、Travis、
頭もよくて、器用でおもしろい人たち。
このグループに大した貢献は出来なかった気もするけど、
なんせ笑い上戸なんで、笑い声だけは一人前に提供させてもらった。
このグループメンバーに加えてFood For Thoughtの人。



Food For Thoughtはちょっと変わった人が集うカフェで、
キャンパスの中でも異質な雰囲気をはなってる。
働いてる人も客もみんな自由奔放で、いきなりピアノを引き出す人もいれば、
カウチで昼寝をしていたり、カフェのすみっこで針金アートに夢中になっている人もいる。
接客業にもかかわらずカウンターの人はめっちゃムーディーで、
でもなぜかそれが許されてしまう。
なぜってたぶんここに来る人たちには「こうあるべき」みたいな既存の意識がないから。

こんな人たちだけに、彼らの隠されたいい人具合にはほんと驚かされた。
夜遅くまで残って話し合いをしたり、
最後の1週間は週末をつぶして集まって掲示板作りをしていると、
ニョキっと現れてコーヒーを持ってきてくれたり、
差し入れにって裏のキッチンでクッキーを焼いてくれたりもした。


最後はスケジュールが押してきてバタバタしたけど、
今日無事にファイナルプレゼンテーションが終了。
充実感はもちろんあるけど、
それよりも終わってしまったっていうさびしさのほうが大きいかな。
1学期だけのクラスにしては愛着がわきすぎてしまったようで、
教室を出たときちょっとウルウルしてしまったというのはここだけの話。

クラスが午後から始まるから、先生が好きだから、
わたしはなんとなくおもしろそうだったから。
っていうまちまちの動機でこのクラスに集まって、流れで組んだこのグループ。
それに加えて風変わりなFood For Thoughtの人たち。
結果的にこんなに楽しいグループプロジェクトになるなんて誰も予想はしてなかった。

専攻もバラバラだからもう一生このメンバーでクラスを取ることはないと思う。
だからこそ、今みんなにもっと感謝したい!
このクラスは今まで取ったクラスで一番楽しかった。
それでもって勉強する本来の意味を卒業間近にして取り戻せた、そんなクラスだった!

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