March 29, 2011
March 27, 2011
March 22, 2011
Kanazawa Trip
小学生のときに父親が2年間単身赴任で金沢に、兄が4年間金沢大学へ、
というように、間接的に縁のある場所、石川県金沢。
今は幼稚園から一緒の幼なじみ、みよしちゃんが金沢に赴任しているので、
この三連休を使って、地元の友達みきさんと金沢へ行ってきた。
一番付き合いが古くて、もう20年以上一緒のみよしちゃんは、
美人でやさしくて、私の自慢の友達。
同じ年なのに、すごくしっかりしていて、母性に溢れてる女性。
私の顔に泥がついていたら、服の袖で(たとえそれがお気に入りの服だとしても)
その泥を拭ってくれそうな、みよしちゃんからはそんな偽りのない愛情を感じる。
みきさんは「宇宙」を感じさせる数少ない友達で、
予測不可能なんだけど、裏表のない、一緒にいて楽な関係。
実は人間関係において、「楽ちん」を築くのって一番難しいと思っているんだけど、
みきさんとは出会ってすぐ空気みたいな存在になった。
今でも忘れません、高一のある日、
「クレープを食べにいこう」と誘われたのがすべての始まり。
というわけで、友達だけど、まるで家族のような二人との二泊三日。
***
一日目。
朝8時にバスが金沢へ到着。
スタバでコーヒーを飲んで一通り地震の報告をしたら、
みよしちゃん宅へ荷物を置きに。
金沢の目的は主に4つあって(詳しくは追々)その一つはみよし宅であった。
というのも、彼女の家はまるでホテルのようで、ところどころにステンドグラスが施された外観、
マンションのエントランスを入るとシャンデリア、室内は白を貴重として、
カウンターキッチン、ウォークインクローゼットに広々としたお風呂。
まるで一人暮らしの家とは思えないくらいにピカピカで、女度が上がる部屋。
前にこの家に来たときに、ゆきが「エブリデーホテル」と名付けました。
というわけで、Everyday Hotel(以下EDH)にチェックイン。
チェックインが済んで朝食を早々と済ませたら、目的その2、温泉へ向かう。
高速にのって山中温泉という温泉街に行った。
着いたらなんと温泉の中はお客さんゼロ。
立ち寄り湯で、しかもお昼時だったからかな?
室内に大きな浴槽が2つ、露天風呂3つが貸し切り状態とはまさに奇跡。
じっくりお湯に浸かって、少し大人な恋愛の話をしながら、
まったりした時間を過ごした。
温泉でさっぱりした後は、温泉街の通りにあった「まるみ座」という定食屋さんで遅めのランチ。
そこで食べた魚のフライ定食の白身魚がホロホロに柔らかくて最高に美味でだった。
市内に戻り、ひがし茶屋街へ。
金沢は小京都としても有名で、
明治の茶屋形式の町家がいまも残っている風情ある町並み。
お茶をして、和菓子を買い、茶屋街を散策。
金沢オリジナルなものかわからないけど、
お菓子やさんでよく見かけた寒天の砂糖菓子がえらく気に入った。
薄氷のように砂糖がうすーくコーティングしてあって、
パリっとかむと中にはプルンとした寒天がおいしいの。
あとはやっぱり中田屋のきんつばですよね。
小腹も空いてきたところで、目的その3、魚。
何を隠そう、私とみきさんは大の魚好きで、
二人とも好きな食べ物第一位は寿司なくらい。
みよしちゃんが職場の人とたまに行くという、福久寿司で魚のコースを満喫。
全部おいしかったのですが、中でも一番だったのが、のどぐろの塩焼き。
あぶらがのって、身の弾力性がはんぱなく、あんなおいしい焼き魚久しぶりだった。
その後は、EDHに戻ってアイスクリームを食べて、ゴロゴロして就寝。
一日運転して疲れてたであろうみよしちゃんは即寝落ち。
私はみきさんと夜中まで話が止まらなかった。
***
2日目。
8時半頃起きるも、あまりにEDHが心地よすぎてゴロゴロしているみきさんと私。
その間にみよしちゃんはちゃっちゃと化粧して、洗濯物を干して、朝ご飯の準備。
みよしちゃんが「いい加減準備しろよ」とキレて慌てて準備する2人。
朝食のパン4枚を3人で食べたにも関わらず、
一枚も残らなかったことにみよしちゃんは関心する。
普通だったら遠慮のかたまりで一枚は残るはずだと。
どうやら私とみきさんで残りの一枚をちぎって食べてたらしいけど、
そんな遠慮がおこらないこの間柄はなんとも心地よいものだ。
やっとこさEDHを出て、向かった先は目的その4、21世紀美術館。
ずっと行きたかった美術館で、テンションはかなり上がる。
敷地自体はそんなに大きくないものの、ガラスと白い壁で入り組んだ作りだった。
展示はどれもおもしろかったけど、一番好きなのは「タレルの部屋」だった。
天井が正方形に切り抜かれていて、そこに座って空を見上げるだけ、ただそれだけ。
空が絵に見える。
ジェームス・タレルはたしか直島にも出展していて、
そのどちらも体で感じるアートだ。
どうやら「タレルの部屋」無料開放してあるらしく、
もし私が金沢に住んでいたら愛の告白はここでしたいと思った。
現代アートって完全に意味不明だけど、NYのNewミュージアムよりは、
21世紀美術館のほうが自分なりにメッセージを受け取ることができる作品が多かった。
また来たい。
お腹も空いてきたところで、近江町市場へ移動。
激混みの中、並んで海鮮丼と甘エビコロッケを食べる。
うますぎて、もはや半泣き。
そして武家屋敷近くの陶芸教室へ行って、ろくろを回す。
雑念に捕われていたのか、みきさんの器はぐわんと歪み、
私もなかなか思い通りの形にならずに苦戦した。
一日目に食べた定食の肉じゃががおいしかったのを思い出して、
煮物がおいしそうに盛れる小鉢をイメージして作った。
配送先は岐阜の実家にして、プレゼントすることにした。
その後、少し早めに夕飯へ。
店の名前は忘れたけど、港の市場のような威勢のいい声が飛び交う魚屋で、
ブリ大根、マグロとタコとブリの刺身、もずく酢、とり野菜鍋などをオーダー。
なんで何を食べてもこんなにおいしいんだろ。
本当に全部おいしくて、魚好きの自分にとって金沢は天国だ。
店を変えて、片町という飲屋街へ。
St. Louisというの金沢老舗のバーに入ってお酒をたしなむ。
あんまりお酒に強くない私とみよしちゃんは、2杯で気持ちよくなり、
「ロマンチック」とはなにかというみきさんの疑問について話し込んだ。
ロマンチックモードを実演したみきさんは、後ろのガラス窓に頭をぶつけていた。
最後のシメとして、「やっほう」と叫ばないと出てこないという、
謎のお茶漬け屋さんに行こうとするも、お休みで残念。
代わりにラーメンを食べて、EDHへ戻る。
帰宅後、やはりお疲れのみよしちゃんはウタウタして、
私とみきさんは相変わらず5時までペチャペチャ話す。
「興奮して眠れへんのやて」というみきさんの言葉が忘れられない。
***
3日目。
泣く泣くEDHをチャックアウトし、朝9時発のバスに乗る。
前日にあれほど見送りに行くと言っていたみきさんは案の定起きられず。
最後までみきさんはおもしろい。
ということで、みよしちゃんが駅まで送ってくれた。
たまに実家に帰って、そこから東京へ戻るとき、
親が車で駅まで送ってくれるときのあの離れがたい、名残惜しい気持ちと、
金沢駅までの車中の空気がまったくもって一緒で少し戸惑った。
この2日間、私とみきさんの数々のごっこや甘えをすべて吸収して、
ホストとして大活躍してくれたみよしちゃん。
もう家族というか私のお母さんみたい。
最高の三連休だった。
というように、間接的に縁のある場所、石川県金沢。
今は幼稚園から一緒の幼なじみ、みよしちゃんが金沢に赴任しているので、
この三連休を使って、地元の友達みきさんと金沢へ行ってきた。
一番付き合いが古くて、もう20年以上一緒のみよしちゃんは、
美人でやさしくて、私の自慢の友達。
同じ年なのに、すごくしっかりしていて、母性に溢れてる女性。
私の顔に泥がついていたら、服の袖で(たとえそれがお気に入りの服だとしても)
その泥を拭ってくれそうな、みよしちゃんからはそんな偽りのない愛情を感じる。
みきさんは「宇宙」を感じさせる数少ない友達で、
予測不可能なんだけど、裏表のない、一緒にいて楽な関係。
実は人間関係において、「楽ちん」を築くのって一番難しいと思っているんだけど、
みきさんとは出会ってすぐ空気みたいな存在になった。
今でも忘れません、高一のある日、
「クレープを食べにいこう」と誘われたのがすべての始まり。
というわけで、友達だけど、まるで家族のような二人との二泊三日。
***
一日目。
朝8時にバスが金沢へ到着。
スタバでコーヒーを飲んで一通り地震の報告をしたら、
みよしちゃん宅へ荷物を置きに。
金沢の目的は主に4つあって(詳しくは追々)その一つはみよし宅であった。
というのも、彼女の家はまるでホテルのようで、ところどころにステンドグラスが施された外観、
マンションのエントランスを入るとシャンデリア、室内は白を貴重として、
カウンターキッチン、ウォークインクローゼットに広々としたお風呂。
まるで一人暮らしの家とは思えないくらいにピカピカで、女度が上がる部屋。
前にこの家に来たときに、ゆきが「エブリデーホテル」と名付けました。
というわけで、Everyday Hotel(以下EDH)にチェックイン。
チェックインが済んで朝食を早々と済ませたら、目的その2、温泉へ向かう。
高速にのって山中温泉という温泉街に行った。
着いたらなんと温泉の中はお客さんゼロ。
立ち寄り湯で、しかもお昼時だったからかな?
室内に大きな浴槽が2つ、露天風呂3つが貸し切り状態とはまさに奇跡。
じっくりお湯に浸かって、少し大人な恋愛の話をしながら、
まったりした時間を過ごした。
温泉でさっぱりした後は、温泉街の通りにあった「まるみ座」という定食屋さんで遅めのランチ。
そこで食べた魚のフライ定食の白身魚がホロホロに柔らかくて最高に美味でだった。
市内に戻り、ひがし茶屋街へ。
金沢は小京都としても有名で、
明治の茶屋形式の町家がいまも残っている風情ある町並み。
お茶をして、和菓子を買い、茶屋街を散策。
金沢オリジナルなものかわからないけど、
お菓子やさんでよく見かけた寒天の砂糖菓子がえらく気に入った。
薄氷のように砂糖がうすーくコーティングしてあって、
パリっとかむと中にはプルンとした寒天がおいしいの。
あとはやっぱり中田屋のきんつばですよね。
小腹も空いてきたところで、目的その3、魚。
何を隠そう、私とみきさんは大の魚好きで、
二人とも好きな食べ物第一位は寿司なくらい。
みよしちゃんが職場の人とたまに行くという、福久寿司で魚のコースを満喫。
全部おいしかったのですが、中でも一番だったのが、のどぐろの塩焼き。
あぶらがのって、身の弾力性がはんぱなく、あんなおいしい焼き魚久しぶりだった。
その後は、EDHに戻ってアイスクリームを食べて、ゴロゴロして就寝。
一日運転して疲れてたであろうみよしちゃんは即寝落ち。
私はみきさんと夜中まで話が止まらなかった。
***
2日目。
8時半頃起きるも、あまりにEDHが心地よすぎてゴロゴロしているみきさんと私。
その間にみよしちゃんはちゃっちゃと化粧して、洗濯物を干して、朝ご飯の準備。
みよしちゃんが「いい加減準備しろよ」とキレて慌てて準備する2人。
朝食のパン4枚を3人で食べたにも関わらず、
一枚も残らなかったことにみよしちゃんは関心する。
普通だったら遠慮のかたまりで一枚は残るはずだと。
どうやら私とみきさんで残りの一枚をちぎって食べてたらしいけど、
そんな遠慮がおこらないこの間柄はなんとも心地よいものだ。
やっとこさEDHを出て、向かった先は目的その4、21世紀美術館。
ずっと行きたかった美術館で、テンションはかなり上がる。
敷地自体はそんなに大きくないものの、ガラスと白い壁で入り組んだ作りだった。
展示はどれもおもしろかったけど、一番好きなのは「タレルの部屋」だった。
天井が正方形に切り抜かれていて、そこに座って空を見上げるだけ、ただそれだけ。
空が絵に見える。
ジェームス・タレルはたしか直島にも出展していて、
そのどちらも体で感じるアートだ。
どうやら「タレルの部屋」無料開放してあるらしく、
もし私が金沢に住んでいたら愛の告白はここでしたいと思った。
現代アートって完全に意味不明だけど、NYのNewミュージアムよりは、
21世紀美術館のほうが自分なりにメッセージを受け取ることができる作品が多かった。
また来たい。
お腹も空いてきたところで、近江町市場へ移動。
激混みの中、並んで海鮮丼と甘エビコロッケを食べる。
うますぎて、もはや半泣き。
そして武家屋敷近くの陶芸教室へ行って、ろくろを回す。
雑念に捕われていたのか、みきさんの器はぐわんと歪み、
私もなかなか思い通りの形にならずに苦戦した。
一日目に食べた定食の肉じゃががおいしかったのを思い出して、
煮物がおいしそうに盛れる小鉢をイメージして作った。
配送先は岐阜の実家にして、プレゼントすることにした。
その後、少し早めに夕飯へ。
店の名前は忘れたけど、港の市場のような威勢のいい声が飛び交う魚屋で、
ブリ大根、マグロとタコとブリの刺身、もずく酢、とり野菜鍋などをオーダー。
なんで何を食べてもこんなにおいしいんだろ。
本当に全部おいしくて、魚好きの自分にとって金沢は天国だ。
店を変えて、片町という飲屋街へ。
St. Louisというの金沢老舗のバーに入ってお酒をたしなむ。
あんまりお酒に強くない私とみよしちゃんは、2杯で気持ちよくなり、
「ロマンチック」とはなにかというみきさんの疑問について話し込んだ。
ロマンチックモードを実演したみきさんは、後ろのガラス窓に頭をぶつけていた。
最後のシメとして、「やっほう」と叫ばないと出てこないという、
謎のお茶漬け屋さんに行こうとするも、お休みで残念。
代わりにラーメンを食べて、EDHへ戻る。
帰宅後、やはりお疲れのみよしちゃんはウタウタして、
私とみきさんは相変わらず5時までペチャペチャ話す。
「興奮して眠れへんのやて」というみきさんの言葉が忘れられない。
***
3日目。
泣く泣くEDHをチャックアウトし、朝9時発のバスに乗る。
前日にあれほど見送りに行くと言っていたみきさんは案の定起きられず。
最後までみきさんはおもしろい。
ということで、みよしちゃんが駅まで送ってくれた。
たまに実家に帰って、そこから東京へ戻るとき、
親が車で駅まで送ってくれるときのあの離れがたい、名残惜しい気持ちと、
金沢駅までの車中の空気がまったくもって一緒で少し戸惑った。
この2日間、私とみきさんの数々のごっこや甘えをすべて吸収して、
ホストとして大活躍してくれたみよしちゃん。
もう家族というか私のお母さんみたい。
最高の三連休だった。
March 14, 2011
Spring Night 2011
シャワーを浴びて、私はとてもごきげん。
理由は使っている石鹸、シャンプー、コンディショナーにある。
石鹸はアレッポの石鹸といって、オリーブオイルとローレルで出来た石鹸。
なんだか赤土みたいなにおいがするけど、
植物性のオイルなので肌になじんで、しっとりツルツルになる。
選手宅で使っていいなーと思って使いはじめた、rinRenー凛恋ーという
ゆずとジンジャーのシャンプー&コンディショナー。
ゆずの香りがさわやかで、洗い上がりもさっぱりやわらかい。
HPをのぞいたら、なんともすごく企業理念がしっかりしていた。
色鮮やかな国産の植物を使い、素材はすべて天然成分。
しかも、売上げの一部を植林のために寄付しているなんて。
買って使うことで社会貢献出来ている気がして、なんだかいい気分。
それになんといっても、ナチュラル素材で身体を洗うというだけで、
すごく気持ちがいい。
この調子で、筋トレなんかもして、しなやかな身体になって、
そして最近かけたパーマも気に入っているし、
白いTシャツとジーパンがサラッと似合う大人になりたいものです。
あれ、なんかこんなこと前にも書いたような。
March 12, 2011
Local train trip in Gifu
岐阜の番外編。
両親とローカル電車の旅に行ってきました。
長良川鉄道という第三セクターの鉄道会社は、
モータリゼーションの影響で、経営が困難になりながらも、
沿線の自治体からの支援で運営されてます。
たとえ乗客が少なくても、沿線沿いの学校に通う学生さんやお年寄りにとってはライフライン。
岐阜市内から車で1時間ほど走り、美濃太田駅到着。
そこから始発に乗ります。
目的はみなみ子宝温泉という駅。
なんと駅から出たらすぐ温泉があるのです。
この車両はナガラ500形。
1車両しかない。
さて、いざ出発。
昔から変わらないであろう、木造の駅。
切符は駅員さんに手渡しで、
みんな「ありがとう」のひと言で降りて行きます。
電車はのんびり走ります。
まーっすぐに続く線路。
電車から窓をのぞくと、線路沿いを歩く人が手をふってくれたりして。
都会にはないコミュニケーション。
トンネルに入る瞬間はけっこうな迫力。
トンネルを抜けると山と川が広がる。
雲は白、空は青、川の水はエメラルドグリーンで、山の木は深い緑、橋は赤。
電車の中の少年に釘付け。
これくらいの年の子を見ると、とっくんとダブるんだよね。
45分くらい電車に揺られて、あっという間に到着。
残念ながら温泉の写真はないんだけど、
こじんまりして素敵な温泉だった。
湯上がりにはコーヒー牛乳をキメた。
と、岐阜の話はここまで。
<3月11日の地震について>
揺れてる瞬間はお昼ゴハンを食べていた。
二階の席にいて、窓から見える信号機がグワングワン揺れてた。
女子高生は「キャー」と叫んで、荷物掴んで店の外へ逃げて行く。
渋谷の街は大混乱。
自分も外に逃げながら、家族の無事だけを祈ってた。
アメリカや地元の友達から電話やメールがいっぱい来た。
みんな心配してくれてありがとう。
私は無事です。
東北のみなさんが少しでも早く落ち着いた暮らしに戻れますように、祈ってます。
両親とローカル電車の旅に行ってきました。
長良川鉄道という第三セクターの鉄道会社は、
モータリゼーションの影響で、経営が困難になりながらも、
沿線の自治体からの支援で運営されてます。
たとえ乗客が少なくても、沿線沿いの学校に通う学生さんやお年寄りにとってはライフライン。
岐阜市内から車で1時間ほど走り、美濃太田駅到着。
そこから始発に乗ります。
目的はみなみ子宝温泉という駅。
なんと駅から出たらすぐ温泉があるのです。
この車両はナガラ500形。
1車両しかない。
さて、いざ出発。
昔から変わらないであろう、木造の駅。
切符は駅員さんに手渡しで、
みんな「ありがとう」のひと言で降りて行きます。
電車はのんびり走ります。
まーっすぐに続く線路。
電車から窓をのぞくと、線路沿いを歩く人が手をふってくれたりして。
都会にはないコミュニケーション。
トンネルに入る瞬間はけっこうな迫力。
トンネルを抜けると山と川が広がる。
雲は白、空は青、川の水はエメラルドグリーンで、山の木は深い緑、橋は赤。
電車の中の少年に釘付け。
これくらいの年の子を見ると、とっくんとダブるんだよね。
45分くらい電車に揺られて、あっという間に到着。
残念ながら温泉の写真はないんだけど、
こじんまりして素敵な温泉だった。
湯上がりにはコーヒー牛乳をキメた。
と、岐阜の話はここまで。
<3月11日の地震について>
揺れてる瞬間はお昼ゴハンを食べていた。
二階の席にいて、窓から見える信号機がグワングワン揺れてた。
女子高生は「キャー」と叫んで、荷物掴んで店の外へ逃げて行く。
渋谷の街は大混乱。
自分も外に逃げながら、家族の無事だけを祈ってた。
アメリカや地元の友達から電話やメールがいっぱい来た。
みんな心配してくれてありがとう。
私は無事です。
東北のみなさんが少しでも早く落ち着いた暮らしに戻れますように、祈ってます。
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