岐阜の番外編。
両親とローカル電車の旅に行ってきました。
長良川鉄道という第三セクターの鉄道会社は、
モータリゼーションの影響で、経営が困難になりながらも、
沿線の自治体からの支援で運営されてます。
たとえ乗客が少なくても、沿線沿いの学校に通う学生さんやお年寄りにとってはライフライン。
岐阜市内から車で1時間ほど走り、美濃太田駅到着。
そこから始発に乗ります。
目的はみなみ子宝温泉という駅。
なんと駅から出たらすぐ温泉があるのです。
この車両はナガラ500形。
1車両しかない。
さて、いざ出発。
昔から変わらないであろう、木造の駅。
切符は駅員さんに手渡しで、
みんな「ありがとう」のひと言で降りて行きます。
電車はのんびり走ります。
まーっすぐに続く線路。
電車から窓をのぞくと、線路沿いを歩く人が手をふってくれたりして。
都会にはないコミュニケーション。
トンネルに入る瞬間はけっこうな迫力。
トンネルを抜けると山と川が広がる。
雲は白、空は青、川の水はエメラルドグリーンで、山の木は深い緑、橋は赤。
電車の中の少年に釘付け。
これくらいの年の子を見ると、とっくんとダブるんだよね。
45分くらい電車に揺られて、あっという間に到着。
残念ながら温泉の写真はないんだけど、
こじんまりして素敵な温泉だった。
湯上がりにはコーヒー牛乳をキメた。
と、岐阜の話はここまで。
<3月11日の地震について>
揺れてる瞬間はお昼ゴハンを食べていた。
二階の席にいて、窓から見える信号機がグワングワン揺れてた。
女子高生は「キャー」と叫んで、荷物掴んで店の外へ逃げて行く。
渋谷の街は大混乱。
自分も外に逃げながら、家族の無事だけを祈ってた。
アメリカや地元の友達から電話やメールがいっぱい来た。
みんな心配してくれてありがとう。
私は無事です。
東北のみなさんが少しでも早く落ち着いた暮らしに戻れますように、祈ってます。
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