休日の午前中はラジオを聞くことが多いのだけど、今日はたまたまjwaveをつけたらゲストに七尾旅人さんがでてました。その中のインタビュー内容に共感することが多かった。
人間は基本空っぽで、人と会ったり、本を読んだり、景色を見たりと、自分となにかとのセッションから中身が形成されていくのだと。空っぽのコップに水が入ってくように。
わたしは知らない人と会ったとき、その人に対して質問することが多い。どんな仕事してるのか、どこから来たのか、何が好きなのか、って気になる故のことです。それって普通のことと思ってたけど、そうでもないのか?と最近気づきました。小一時間一緒に時間を過ごしても、わたしに対して何も聞いてこない人もけっこういる。ちょっとは何か聞いてよお、という寂しさも感じつつ、そしてわたしに魅力があるなしの以前に、その人からすればわたしは知らない人であって、せっかく縁あって話す空間を共有してるのになんかなあ。なんて言えばいいのかな。ひとまず、世の中の人々は割と他人には興味ないみたいです。わたしは他人に興味が持てる人でよかったな、と思うことにします。
話は戻って、ラジオの中での旅人さんの印象的なエピソード。ふらっと飲みに入ったレゲエバーで歌った。旅人さんはレゲエは聞かないし、そこのお客さんも旅人さんを知らない。でも最終的にみんな歌でポロポロ泣いていて、旅人さんの飲み代がタダになった、と。こういうことが起こるうちは、まだ日本は大丈夫ですって言ってた。
超スーパーオーガニックな人で心洗われました。朝からいいお話が聞けました。
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