September 22, 2011
What would you buy?
HD内蔵テレビの素晴らしいところは、キーワード録画機能。
録画し忘れることもなく、空いた時間にしかもCMを飛ばして見られるから、
時間を効率よく使えるのがいいです。
しゃべくり007とか、最近ではモテキの再放送とか、
いろいろ録画してる中で、本命はCSの「松嶋×町山 未公開映画を観るTV」。
未公開の映画、特にドキュメンタリーを紹介する番組です。
町山さんのヘラヘラしてるところがいいのよね。
さて、その中で紹介されていたのが、
「What would Jesus buy?」という映画。
「スーパー・サイズ・ミー」のモーガン・スパーロックがプロデューサーで、
「安い」が正義のようになっている大量消費社会に物申しています。
主役のビリー牧師はうったえます。
「さあ、みなさん、モノを買うのをやめましょう!」
経済のことを考えると、ちょっと極論な気もするけど、
私も普段からminimum主義(最低限の物で暮らしたい主義)なので、
ビリー牧師にとても共鳴しました。
確かに安いのは有り難いことだけど、
安さの根拠を考えはじめると「ん?」と何か違和感を持つ。
絶対に大量生産や価格破壊によるひずみはどこかで生じてるはず。
そこでこんなサイトのことを思い出した。
「Story of Stuff」という(翻訳版もあるようです)
4年くらい前にアメリカで話題になったムービーで、モノの一生を追っています。
材料費、開発費、作業費、輸送費、販売人件費、その他もろもろ、
小型ラジオが5ドルで買えるなんておかしいよね? と気付きます。
確かにウォルマートのオリジナルブランドって心配になるくらい安い物もあったな。
「安い」を基準に買って、すぐ壊れて、捨てて、
また買いなおして捨てて、その結果ごみは増える。
海の向こうのどこかの国では、いまも子供が長時間労働を強いられているのかも。
買い物において正解なんてないのかもしれないけど、
消費の意味を考えることは大事だな、と改めて思いました。
「無関心は悪」と、マザー・テレサも言っているし。
やっぱり私はこれからもminimum主義でいきたい。
買うときは「長く使える物」を吟味して買います。
がんばって稼いだお金なんだから、愛着をもてる物に使ったほうが幸せだよね。
これは偽善でもなく、物を買ううえで一番しっくりくる動機なんじゃないかと思います。
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